看護師の鈴木です。
2023年11月12日につくば国際会議場で開催された第57回茨城人工透析談話会で発表させていただきました。
つくば腎クリニックが開院してから十数年になりますが、近隣の在宅クリニックより通院でのCART療法ができないかご相談いただき、クリニックとして取り組んだ初めての症例でした。発表後は、県内施設スタッフの方から、当院と同じようなCARTを検討されている症例について相談を受け、今回の経験を共有させていただきました。
今後も学会や研修会などで積極的に参加し、知識向上に務め、患者さんに安心して透析を受けていただけるようにしたいと思いました。
【末期癌の在宅見取り患者に対して、
在宅クリニックと連携し、CART導入を行った一例】
看護部 鈴木
2023年11月12日
活動報告
私たちはこのような活動を行っております。
第68回日本透析医学会学術集会・総会 2023-6-29
2023年6月16日(金)~18日(日)に神戸コンベンションセンターで開催された「第68回日本透析医学会学術集会・総会」で当院から以下の講演、発表が行われました。
◆学会・委員会企画◆
WADDAシステムをどう使いこなすか?
演題【WADDAシステムを使った検討(若手医師の視点から)】
このような機会をいただきました日本透析医学会統計調査委員会の先生方に感謝申し上げます。
◆一般演題◆
腎性貧血/ESA・鉄剤
透析患者における貧血治療の予測
今回の学会ではAIに関連した発表が増えていました。慢性腎臓病の管理・腎病理解析・透析診療などの領域で人工知能の臨床応用が期待されるところです。
2023年6月29日
BMC Nephrologyに井上医師の論文がオンライン掲載されました 2023-4-7
当院医師 井上貴博の論文が国際学術誌 BMC Nephrologyに掲載されました。論文では、重度の慢性腎臓病患者において、心臓外科手術時に術中透析を行うことで、術後の緊急透析を減らす可能性があることが示されました。
記事:Intraoperative hemodialysis during open-heart surgery in patients with severe chronic kidney sisease
【井上医師より一言】
臨床現場で疑問に思うことを解決すること、そして腎不全の方のより良い管理を目指すこと、という二つの目的がこのような形になったことは、また今後のモチベーションに繋がります。日常の患者さんの診察や治療などの臨床業務もある中で、楽といえる仕事ではありませんが、これからも情報発信できるように頑張っていきます。
2023年4月7日
ロケルマエキスパートセミナー2022 2022-12-13
2022年12月13日にロケルマエキスパートセミナー2022が行われました。
今回は慢性腎臓病におけるカリウム管理がテーマでした。
特別講演は筑波大学医学医療系腎臓内科学講師の臼井俊明先生に「慢性腎臓病の高カリウム血症に対する治療戦略」をご講演頂き、当院の院長も座長として参加させて頂きました。
従来の腎不全患者治療ではカリウムは悪者で、カリウム制限が患者指導の中心でしたが、現在では、適切なカリウム摂取はむしろ腎不全の進行を抑制し、心血管イベントの抑制効果もあることが最近の臨床研究・論文で示されてきております。最新のK吸着薬を使用しながら、血清カリウムが上がりすぎないように気を付けながら、食事制限を緩め、患者さんのQOLや満足度の向上を期待できるようになったことは、進歩の一つではないかと思います。
実際にどのようなカリウム管理を行っているかも伺うことができ、とても勉強になりました。臼井先生、ありがとうございました!
LOK_expart seminar案内状
2022年12月13日
第56回茨城人工透析談話会 2022-11-13
2022年11月13日につくば国際会議場にて、第56回茨城人工透析談話会が行われました。昨年はコロナでハイブリッド(現地+オンライン)でしたが、今回は久しぶりの現地開催のみとあって、400人以上が参加した盛大な会となりました。
当クリニックでも、看護部臨床工学部よりそれぞれ1演題ずつポスター発表を行いました。今後も学会や研修会など積極的に参加し知識向上に勤め、患者さんに安心して透析を受けていただけるように努めていきます。
【当院での下肢潰瘍患者に対するレオカーナ使用経験】
臨床工学部 伊藤
【当院における透析中の運動療法の取り組み】
看護部 鈴木
2022年11月13日
CKD-MBD web 講演会 2022-9-29
9月29日 CKD-MBD web講演会が開催されました。
第一部では筑波学園病院の高田健治先生の座長のもと、埼友草加病院腎臓内科の高取優二先生より「CKD-MBD管理とアンチエイジング」の講演がありました。
第二部ではCKD-MBD管理の中でも特に重要なP管理についてパネルディスカッションが行われました。東京医科大学茨城医療センター腎臓内科 下畑誉先生の司会のもと、神立病院 大谷寛之先生、土浦ベリルクリニック 森 優先生とともに院長が参加し、当院での現状を踏まえた上でのP管理についてお話させてい頂きました。
コロナ禍でオンラインのみの開催でしたが、他施設でのお話を伺え、とても勉強になりました。明日からの診療に活かせるように頑張りたいと思います。
CKD-MBD WEB講演会案内
2022年9月29日
第67回日本透析医学会学術集会・総会 2022-7-1
2022年7月1日(金)~3日(日)パシフィコ横浜にて第67回日本透析医学会学術集会・総会が行われました。コロナ流行後、久しぶりの現地開催のみの学会でした。
当クリニックでも院長が【透析患者に対するインバンドロネート治療の中長期的効果の検討】のポスター発表を行いました。参加したスタッフ一同学会で勉強し得た知識を日々の診療に還元できるように心がけて参ります。
2022年7月6日
第55回茨城人工透析談話会 2021-11-14
令和3年11月14日につくば国際会議場で茨城県の全透析施設82施設が参加して開催した第55回茨城人工透析談話会が行われました。当院からは1演題の発表があり、多くのスタッフが参加しました。
発表演題
P01 腎移植患者におけるCOVID-19流行とタクロリムス血中濃度の関係
つくば腎クリニック 東京女子医科大学病院泌尿器科 井上 貴博(イノウエ タカヒロ)
2021年11月14日